シトロエンC4を購入した時は10年乗るつもりでしたが、8年弱で
手放すことになりました。とても気に入っていたのに残念でなりません。
5万キロを超えたあたりから、オートマチックの調子が悪くなり、突然、3速
で固定されてしまうことが、度々起こるようになりました。
修理で確実に治るならば、もちろん修理してもらうつもりでした。
しかし、確実に治るとは限らない。とのことでした。
たとえ修理しても、この先不安を抱えて乗るのは嫌なので、仕方ありません。
シトロエンC4のATはAL4という、今時珍しい4速の古いタイプのものでした。
街中では、ほとんど3速までしか入らず、ショックも大きく、購入した時から
ATだけが気に入りませんでした。
トラブルも色々ありました。突然、交差点の先頭で止まったこともありました。
そのたびに、修理代もかかりました。
それでも、あの愛くるしいスタイルを見ると、こいつ以外は考えられない。と
思ってしまうのです。
お別れを決心してから、シトロエンの抵抗に合いました。
GSでエンジンを掛けるときに、キーのボックスがバラバラになり
エンジンがかからなくなりました。
さらに、引き渡しの当日、ドアのロックを解除すると、なぜかトランクも
開いてしまいました。
”ごめんなシトロエン、今まで、無事に俺たちを運んでくれて有難う”
とつぶやきながら、見えなくなるまで、見送りました。
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