先回のブログで書きましたが、15年前に別れたNAロードスターをできること
ならもう一度手に入れたいと思っていました。
ゴルフという正妻がありながら、アルファロメオというセクシーな彼女がいて
さらにNAロードスターという昔の彼女とよりを戻そうとしている。
我ながら車癖の悪さに呆れ返っております。車の事となると理性がぶっ飛び
本能のおもむくままに・・・・。車好きの悲しい性なのでしょう。
元彼女ことNAロードスターに会いたい気持ちが抑えられず、先日どしゃぶり
の雨の中、浜松市まで会いに行ってきました。
浜松市に有名なロードスター専門店があるのです。
早速、お目当てのNAロードスターを見せてもらい、運転席に座らせてもらいました。
ドアを閉めた瞬間”あっ!”と思いました。軽くて薄っぺらなドアを閉めると”パタン”と
頼りなさそうに閉まりました。この感じは以前乗っていた古いMGと同じ感覚でした。
そうか、すでにNAロードスターはクラッシックカーの仲間入りをはたしたのだ。と
実感しました。
そして運転席は、その薄っぺらなドアが僕の右肩に触れそうなくらい狭いのです。
”この車で横から突っ込まれたらヤバいな”と好からぬことまで想像してしまいました。
所有していた20代後半の頃はそんなこと全く思いもしなかったのに、歳を重ねて
無意識のうちに守りに入っているのかもしれません。
さらに追い打ちをかけるように、ショップのお兄さん曰く”NAロードスター
の部品はかなり高騰していて維持費は高く付くし、手放すときに買取店に
持っていっても値段がつかない”らしいです。
そんなこんなで、すっかり意気消沈。NAロードスターのことはきっぱりと
あきらめました。
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