最近、車の雑誌をめっきり買わなくなりました。
車に興味がなくなったわけではありません。一番の理由は、やっぱり
ネットでしょう。パソコンにとっても弱い私ですが、車の情報は毎日欠か
さず、ネットで”カーグラフィック”を見ています。
さらに、気になった車があれば、その車種で検索すれば情報はいくらでも
出てきます。なので、車の雑誌を買わなくなりました。
もうひとつの理由は、買いたくなるような雑誌がなくなってしまったことも
あります。
私が学生の頃はNAVIという雑誌を毎月買っていました。
その中で評論家の徳大寺氏の記事を好んで読んでいました。
徳大寺氏といえば”間違いだらけの車選び”が有名ですが、私が初めて
この本を買ったのが中学生の頃1984年だったと思います。
その本の中で、当時の国産高級車など、けちょんけちょんにこき下ろし
ていて衝撃を受けました。それ以来、徳大寺氏のファンになりました。
最近の雑誌では辛口の評論を目にすることが少なくなりました。
評論家さんにも事情があって、批判的な記事を書くと仕事が減って
しまうのでしょうか。記事を読んでも、差しさわりのないインプレッション
が多い気がします。
そんな中、珍しく本音で書いている評論家さんが”福野礼一朗氏”と
”沢村慎太郎氏”です。この人たちの本が出ていたら即買います。
でも内容が深すぎて、メカ音痴の自分にはついていけません。
半分も理解できませんが、読み応えはあります。