車を買う時は、いつも10年乗るつもりで購入するのですが、10年乗った
ためしがありません。
”10年乗るから”というのは自分にとっての都合のいい言い訳のようなものです。
”車を買う”という行為はそれなりの大金を使うわけなので、罪悪感を感じて
しまいます。
そんな罪悪感を払拭してくれることばが”10年乗るから・・・”です。
ではなぜ、10年乗れないか。理由はいくつかあります。
・飽きてしまう ・他に欲しい車が見つかる ・壊れてしまった
・所有することが億劫になる ・車検でお金がかかる。 などです。
例えば、初代ロードスターは軽くてキビキビ走る楽しい車でしたが、4年位で
もう少しどっしりしたスポーツカーが欲しくなってしまいました。
それでMG-RV8に買い換えました。どっしりした車でしたが、極端にフロントが
重い車で、運転しても楽しくありませんでした。クーラーが効かないどころか
熱が運転席にこもって、熱中症になりかけました。
おまけに古い車なので、パーツの心配もありました。車検も高くつきました。
所有することが億劫になり、3年で手放しました。最短記録はMGです。
しかし、MG-RV8は運転しなければ最高の車でした。スタイルはクラシカルで
内装もレザーとウッドが贅沢に使われていて、まるで古いジャガーのようでした。
ちょうど結婚した頃、所有していたので、結婚式の写真の前撮りで、MGをバックに
写真を撮りました。写真写りは抜群の車で、いい思い出になりました。
息子が大きくなったら、”父ちゃん若い頃、カッコイイ車に乗っていたんだぞ”
って自慢できるかもしれません。
MG-RV8のオーナーとしては、自分の器量が足らなかったということを
悟り、次はやっぱりあの車。
続きはまた来週。
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