先日、元ドラゴンズの大豊さんがお亡くなりになりました。
私が言葉を交わして握手をしたこのある唯一のプロ野球選手が大豊さん
です。
それは球場ではなく3年ほど前、おちょぼ稲荷を訪れた際に店頭で餃子を焼いている
大豊さんを偶然お見かけした時の出来事です。
ひときわ体のでっかい、どこかで見たことがあるような人が大豊さんでした。
店の看板を見ると”大豊ちゃん”、迷わずお店へ入ると、大豊さんが直々に
”いらっしゃいませ”とお水とメニューを持って来てくれました。
大豊さんが焼いてくれた餃子とラーメンを食べて、帰り際に言葉を交わして、
握手をしてもらいました。
元ホームラン王を目の前にして、すっかり舞い上がってしまい餃子の味も
交わした言葉も全く覚えていません。
ただ覚えているのは、元ホームラン王で現役時代は相当稼いだ人の
お店にしては、あまりにも質素だったことです。
そこでニコニコ、楽しそうに働く大豊さん。その光景に感動と違和感が入り
混じった心境だったと思います。
後日、その時すでに白血病を患われていたと知りました。
昨年,すっかり痩せられた大豊さんをテレビで見ました。立っているだけでも
つらい中、10月末までお店に出られていたようです。
大豊さんの働いていた姿や闘病中の姿を思い浮かべると、日々
店に出て働けることの有難さを感じざるを得ません。
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