先日、自動車評論家の徳大寺さんがお亡くなりになりました。
私が中学生の時、はじめて”間違いだらけの車選び”を読み衝撃を受けました。
それ以来、徳大寺さんの本、雑誌の記事はなるべく読むようにしました。
ファンとまではいきませんが、徳大寺さんが賞賛していた車は”絶対にいい車”と
信じていました。自分の車選びにも大きな影響を受けていると思います。
徳大寺さんは今振り返ると、車の評論なのにメカを詳しく解説するわけでもなく
ドライビングテクニックを詳しく語ることはなかったように思います。
それよりも車との向き合い方、その車が醸し出す空気、その車を乗りこなす
にはどうあるべきかのようなことを書かれていました。
それは他の評論家には無い独特の語り方で独自の”徳大寺ワールド”を築かれ
ていたと思います。
だからこそ、メカ音痴でドラテク自慢でもない、ただの車好きの自分でも
楽しく読めたと思います。
徳大寺さんの最後の著書となってしまった”駆け抜けてきた”も発売されて
すぐに買いました。何度も読み返しましたが、もう一度、じっくり読んでみます。
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